芸能・ニュース記事に喝っ!

普段、僕が耳にする、芸能ニュースやニュース記事について、あのTBS番組みたいに喝ってきます!?

フィラグリンという角質の基がアトピーの原因である!

アトピーという病気の原因は、フィラグリンという角質の基が影響していることが、京都大学医学部、樺島健治准教授らのグループにより発表された。これにより、今までは、アトピーが起きると、炎症を抑える塗り薬でしか対処出来なかったが、今後は、皮膚の角質を改善することで、皮膚の炎症が起きにくい体質へ変化させ、アトピーが起きにくくなる。もしくは、アトピーが起きなくなるようです。

アトピーが引き起こる仕組みは、まずはじめに、皮膚表面の角質が荒れることにより、ダニなどが皮膚内部へ侵入し、アレルギーを引き起こす。アトピーが一度引き起これば、アトピーのかゆみに耐えれず、患者自らアトピーの箇所を掻いてします。掻くことにより、さらに角質が荒れ、更にダニが皮膚内部へ入りやすくなり、悪化していく。

こうした時に、今までの治療法は、皮膚の炎症を抑え、また、痒みを沈め、自然治癒力により、皮膚の角質が元に戻るのを待っていた。しかし、アトピー患者の30%は、遺伝に依るもので、生まれた時から、角質が荒れやすい場合がある。樺島健治准教授らのグループらにより、角質を作り出す基となるタンパク質であるフィラグリンという物質を発見した。これにより、遺伝に依る角質を改善し、アトピーになりにくくすることが期待できます。

このフィラグリンというタンパク質は、10年後までに内服薬として実用化に向けて開発を進めるそうです。アトピー患者のために一刻も早く、開発を進めて頂きたいです。