サイボーグ型ロボットはここまで進化した!
2014年1月20日のNHK総合で夜10時からロボット研究が専門の山海嘉之(さんかい よしゆき)さんが特集されますね。山海さんは、現在、筑波大学大学院の教授を勤めていて、世界初のサイボーグ型ロボット「HAL」の開発した人です。
サイボーグ型ロボット「HAL」とは、ロボットスーツを身にまとい、例えば、「右手を上げたい」と思えば、脳の神経信号がロボットに伝わり、自動で右手が上がります。今までは、ロボットを動かす場合は、3段階の過程でロボットを動かします。①人間の脳で指示し②人間の手などでロボットアームやハンドルを使い③ロボットを動かしていました。
しかし、今回のサイボーグ型ロボット「HAL」は、先ほどの②の過程を省略することが可能なのです。つまり、①人間が○○したいと思う。②ロボットが動く!という2段階の過程でロボットを動かせる、とても便利な医療機器が誕生しました。
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サイボーグ型ロボット「HAL」のおかげで、今まで、手や足に障害のある人で、車椅子生活を送っている方でも、ひとたびサイボーグ型ロボット「HAL」を身にまとえば、普通に歩くことはもちろん、階段を登ることも出来るのです!
車椅子で生活している人にとって、階段は天敵。エレベーターを設置してある場所は、とても少ないため、サイボーグ型ロボット「HAL」が早く保険適用になり、安い値段で手に入るようになればいいのにね。超高齢化社会の日本にとって、サイボーグ型ロボット「HAL」は、役に立つこと間違いなしだ。
サイボーグ型ロボットについては、映画の世界でも登場する。『ロボコップ』という映画は、サイボーグ型ロボットが題材です。ちなみに『ターミネーター』という映画は、アンドロイドという人間型のロボットをいい、サイボーグとは異なります!
サイボーグとアンドロイドの違いは、一言で言えば、中身が人間かどうか。サイボーグは中身が人間であり、人間に機械を内蔵したり(ペースメーカなど)、ロボットスーツを着る場合もある。一方、アンドロイドは、中身がロボットであり、姿かたちが人間に似ているだけである。
だから、ターミネーターも、ドラえもんも共に、サイボーグではなく、アンドロイドという訳である。(ドラえもんは猫型ロボットだから違うか!?)
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