『ゼロ・グラビティ』のメイキング映像や情報があった!
『ゼロ・グラビティ』の監督アルフォンソ・キュアロン氏がメイキング動画は撮影済みだけど、観るに邪念・雑念を抱かせるだけだから、公開しないとか言ってたのに、公開してんじゃんってことで、『ゼロ・グラビティ』のメイキング映像や情報を集めてみました。
一番、『ゼロ・グラビティ』のメイキング映像で一番気になるのは、あの無重力のシーンは、どのように撮影されたかですよね。無重力のシーンの舞台裏・撮影の裏側を見てみましょう!
映画『ゼロ・グラビティ』驚きのメイキング映像 - YouTube
メイキング映像では、字幕が読みづらかったり、見返すのが大変だと思うので、『ゼロ・グラビティ』のメイキングビデオを文章にしました↓
マット「きれいだろ」
ライアン「何が?」
マット「朝焼け」
タイトル「ゼロ・グラビティ」
アルフォンソ・キュアロン監督「私たちは逆境を描きたかった」
サンドラ・ブロック「万策尽きた後でさえ、人を奮起させる力を描いてる」
アルフォンソ「映画の中の逆境はどれも日常生活における逆境の暗喩なんだ」
デビッド・ヘイマン「ライアンは逆境の中で生きることを最終的に選択する」
アルフォンソ「私たちは映画のテーマを最初から言葉ではなく視覚的暗喩で描きたかった」
アルフォンソ「逆境の結果としての再生」
アルフォンソ「常に存在感がある地球が示すのは人間の原点と人とのつながりーそして生命」
ホナス・キュアロン「まず宇宙で漂流していく宇宙飛行士を想像した。それが暗喩するのはままならない人生で戦おうとする姿なんだ」
ジョージ・クルーニー「出演の決め手は優れた脚本と監督だ。アルフォンソは現代最高の監督の1人だからね」
アルフォンソ「脚本執筆中は技術面は考えない。この映画ももっと単純だと思ってた。だが新しい技術の開発が必要だと気づいたんだ」
アルフォンソ「カット!いいぞ」
アルフォンソ「脚本が完成した後、まず撮影監督のルベツキに脚本を送った」
ルベツキ「この角度で」
ルベツキ「この映画の映像は無理を感じさせないんだ。実に自然なんだよ。不要な光などミスに見えるものも意図されたものなんだ」
ティム・ウェバー「監督はロングショットで映像を構築した。12分や5分や3分の滑らかなロングショットだ。それをどう達成するかに苦労したよ」
アルフォンソ「そして開発されたのが俳優を入れるライトボックスだ」
ルベツキ「主要な装置はカメラを動かすロボット。照明を動かすボックス。俳優を傾ける装置だ」
ルベツキ「宇宙でライアンの回転を描く場合はサンドラを前後に傾けた。その複雑な動きに合わせ、照明も回転させたんだ」
サンドラ「命を預けるしかなかったわ。何か壊れたらお手上げ。カメラが止まらなければそこで、おしまい」
アルフォンソ「サンドラはダンサーの素養があったので、それを利用して複雑な動きに備えた。5ヶ月も訓練を重ね装置の張力を感じさせず演じられるようにした。だから純粋な感情表現ができたんだ」
サンドラ 「ライトボックスでも他の装置にしても頑張るだけだったわ。そんな独創的な装置が考え出されたからこそ監督は、この映画を作れたんだもの」
ライアン「応答して」
マット「博士の移動許可を」
「この映画で技術面は主役ではない。ストーリーを語るために開発する必要があったんだ。それが唯一の方法だったから」
ニッキ・ペニー「この映画は視覚効果やアニメやCDのレベルを上げたの」
アルフォンソ「この映画ではカメラが常に動いている。カメラが上下左右に留まることはない。だから音楽と音響効果も動かすことにしたんだ」
スティーブン・プライズ「目標はこの画期的な映画にふさわしい音を創ること。そして通常の音を使うことなくその実現を目指したんだ」
グレン・フリーマントル「他の要素とともにストーリーを語る音にする必要があった。そこで媒体にしたのが接触だ」
ライアン「ブレーキを」
マット「衝突に備えろ」
ライアン「どうすれば?」
マット「つかまれ」
マット「何でもいい」
ライアン「つかんだ」
撮影スタッフ「カット!もう一回」
撮影スタッフ「もう一回できる?やろう」
アルフォンソ「身体的要求が過酷な中で自然に演じるのは大変だったはずサンドラとジョージは見事にやってのけたよ」
ジョージ「最高のスタッフの腕に任せればいい」
「アルフォンソは美しく優美な映画を創り上げた。表面的にはシンプルだ。非常に複雑なプロセスは何も見えない。それがすばらいい」
以上で終わりです。下の動画は、『ゼロ・グラビティ』出演者に対してのインタビューであったり、予告編であったりいろいろです。時間ある方は、どうぞ↓
ジョージ・クルーニー&サンドラ・ブロック主演『ゼロ・グラビティ』特報 - YouTube
『ゼロ・グラビティ』特別映像:3D映像体験編 - YouTube
映画『ゼロ・グラビティ』最新映像 - YouTube