アメリカが反対する「イルカ追い込み漁」とは
キャロライン・ケネディ駐日米国大使がツイッターにて日本の「イルカ追い込み漁」は非人道的だと懸念を示しました。「イルカ追い込み漁」とは、縄文時代（今から約１万年前）から日本で行われている捕鯨の手法です。具体的な捕鯨方法は、魚網により、イルカが大海への逃げ道を塞ぎ砂浜や入り江に追い込み捕獲するやり方です。
日本以外でもイルカ追い込み漁によりイルカを捕獲している国はありますが、捕獲量が世界一高い日本が叩かれている訳なんです。アメリカでは、イルカ追い込み漁を批判した映画『ザ・コーヴ』も製作されるほどなのです。
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なぜ、タイやブリを釣り上げて食べても文句言われないのに、イルカはダメなんでしょうか？イルカは、体に占める脳の割合が人間に次いで高く、知能レベルは、一昔前までは、人間並みか、それ以上と言われていました。知能のあるイルカをアメリカでは、海軍がイルカを訓練し、軍事兵器としてイルカを使うほどの人間との関係が密なので、アメリカ人にとっては、イルカを食べるなんて考えられないし、非人道的にみえるそうです。
確かにイルカって愛らしいし、イルカショーを見たあとは、イルカを食べようとは思わないですね。捕鯨に反対するアメリカ人の感情を日本人にも分かりやすく説明するならばこうなります。
「日本人にとって、犬や猫って可愛いですね！？その可愛い犬や猫を捕まえて、食べる人間がいるとどう思いますか？かわいそうですよね。」
何を食べて良いか、悪いかは、文化や宗教の違いで、一概に線引きできないから、分かり合うことは、ないでしょうね。宗教上、豚を食べたらいけない国もありますからね。もしも地球上の生物が人間とイルカだけになった場合は、アメリカ人はイルカを食べることはないのかな？どうなんだろ～？ちなみに僕は一度もイルカを食べたことはありませんが・・・。
