車を走行中にPのギアを入れるとこうなります。
NHKの番組「きっと役立つ? 危機回避術 温水危機一髪!」のなかで、もしもタクシーの運転手が意識を失った場合、どうすれば大事故を免れるかというのが温水洋一が主演のドラマ形式で紹介されていた。
- サイドブレーキをかける。
- ギアをロー(1速)に入れる
- ギアをP(パーキング)にする。
正解のVTRでは、それぞれの答えを実際の自動車教習所のような場所で実験していました。
①サイドブレーキをかける。
後輪がロックして、反対車線に車体がはみ出してしまうので、不正解。一応、車はすぐには止まりましたが、大変危険なんですね。
②ギアをロー(1速)に入れる
ギアがローになった瞬間エンジンブレーキが掛かり、速度が落ちる。ある程度速度が落ちたら、サイドブレーキをかけて完全に車を停めるのが正解でした。みなさんもタクシーに乗ったときに、もしも運転手が意識を失ったら、冷静にギアをローに入れましょうね。
③ギアをP(パーキング)にする。
ギアをP(パーキング)にした瞬間、すごい音がなり、しかも速度はあまり変わらなかった。どうやら時速7km以下で走行中なら、Pにちゃんと入り、急に止まるためタイヤが少しスリップしますが、時速7km以上だと、急にタイヤをロックすると危険なため、あえて、ギアをP(パーキング)したときに入る、タイヤをロック爪(パ-キングロックポ-ル)がタイヤとかみ合わない設計にしています。メーカーもドライバーが車を走行中に謝ってギアを入れ間違えることを想定して設計されているんですね。そのため、走行中にまちがってPにいれても、ギアが壊れることはないようですよ。さすがに毎日していたら駄目になるでしょうけどね。
車を走行中にPのギアを入れる動画は、ネット上では、無かったです。残念・・・。