機能性表示食品とは
2015年度は機能性表示食品が市場にあふれる年になります!機能性表示食品とはその商品が私たちの体にどのように良い効果をもたらすかを国の許可・認可制である特定保健用食品(トクホ)と異なり、企業の届出制により、商品に表示することが出来る制度。
機能性表示食品や特定保健用食品(トクホ)の違い
トクホは、国に許可を貰わないといけません。そのため、申請してから許可が下りるまで時間が掛かります。(ただ、国が認可したということで信頼性がある)それに比べ、機能性表示食品は、企業が過去に蓄積したデータを元に「目に効く、睡眠をサポート」など表示できるようにまります。
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機能性表示食品のメリットとデメリット
機能性表示食品のメリットは、やはり、申請してから販売までかかる日数がトクホに比べ非常に短いのがメリットです。トクホは通常1~5年日数が掛かるのに対して、機能性表示食品は、申請後最短60日で販売することができます。
機能性表示食品のデメリットは、やはり、信頼性。やはり国が許可するトクホのほうが信頼・信憑性は増します。なぜか?それは、国は利益を追求しない・国民の安全を第一に考える。企業は、消費者の安全を第一に考える。が、利益を追求する。
機能性表示食品で懸念される事柄
企業は、他企業との競争のため、誇大広告や機能性表示食品のデータ元を虚偽申請など起こらないとも限らない。
機能性表示食品を申請してから最短で60日で商品が市場に出回るため、「機能性表示食品食品を食べ続けて、後になって実はそれほど効果がないことが第三者機関で判明!」といったニュースが流れないことを祈るばかりである。
ただこうしたニュースが流れると食品会社の信頼が一気に落ちるので、企業も無茶苦茶な機能性表示食品は販売しませんが、実績を上げたい中間層が上司に嘘言ってそのまま、機能性表示食品を申請したという話は、なきにしもあらずなので、要注意だ!
あなたは、国が保証する「特定保健用食品(トクホ)派」ですか?それとも今回新たに出来る「機能性表示食品派」ですか?僕は「餃子の王将派」です!(笑)