レバレッジリーディングという本を読んだ感想
レバレッジリーディングの著者本田直之氏は、なんと1年間に読む本の数は、400冊以上という脅威の数字。単純計算でも一日1冊以上読む計算になる。しかも一冊読むのに掛かる時間は1時間ほどというから驚きである。本書「レバレッジリーディング~100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ~」では、本田直之氏の読書方法が書かれている。
詳しくは、本書に譲るが、大まかに本田直之氏の読書方法を説明すると、本を読む前に、何の目的でこの本を読むかをイメージして、必要な場所だけを斜め読みするという手法を取っている。いわゆる「速読」のようなフォトリーリングするのとは、異なり、自分にとって必要な箇所だけを読むというもの。
この本田直之氏の読書方法は、別の人も述べていて僕自身は以前から知っている手法なので、あまり斬新な情報でなかったですが、ひとつ「レバレッジリーディング」を読んで、ためになったと思うのは、本の中の最後の第4章「読んだままで終わらせるな!」の中で、本を読み終えたなら、読んでいる途中にペンで印をつけた箇所を要約し、PCに打ち込み、プリントアウトして、復習するというやり方は、勉強になった。
たしかに、本を読み終えて、ちょっと賢くなった気分になり、一週間後には、本の内容をほとんど忘れてしまうのが人間です。だから、気になった箇所を抜き取り、復習するというやり方は、本当に本を最大限活用できていると思うから、僕も実際にやってみよう思います。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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レバレッジリーディングは、時間がないけれど、たくさんの本を読んで、レポートやプレゼン資料を作らなければいけない人におすすめの読書方法を提言する本なので、時間がなくて困っている方は、買っても損はないですよ。
レバレッジリーディングのまえがきでも、本田氏は、「忙しくて本を読む暇がない」という人に対して「本を読まないから時間がないのでは?」と言っている。つまり、本を読むことで、0から1,2と知識を積み上げるのではなく、いきなり5からスタートできるから、本を読むことで、時間を短縮できるという訳なんですね。僕も年間100冊くらいを目標に多読に励もう!